さて…（今は亡き）バンダイミュージアムのＢ１シアター、
そこで行われてると思ってたライダー５５５ショーを見るつもりが、
勢いでナージャショーを見に来てしまった訳ですが。
どうしよう…まわりはチビっ子ばかりですよ。おっきなお友達って我輩だけ？

さすがの我輩もヒーローショーならともかく、
幼女向け着ぐるみショーなんて来た事ないし…明らかに浮いてますよ！


今更慌ててどうするみ。むしろ堂々と誇らしげにしてろみ。


それはそれで…どうかと思うけどなあ。
てゆうか志郎、明らかにあんた不審人物と見られてるよ。


待て…昔、釣りキチ三平というマンガにあった毛バリを作る名人の話に、石化けの術というのがあった。
この局面を乗り切るにはそれしかない。


なんだみ、そりゃ。


自分を石と思い込む事で自然と一体化し、魚に全く警戒される事なく釣るという毛バリ山人の超絶秘技だ。
その威力は、山人相手に善戦した三平君もこの技にはコロリポンとやられてしまったほどだ…

つまりこの場合、自分を幼女と思い込む事で周りの雰囲気に溶け込む…


すぐやめろ。今すぐ。悪と見なして滅ぼすぞ。


不審者と見られる事なんか慣れたもんだろみ。
ホレ、ショーが始まったみよ。


おお。
…って、なんでおジャ魔女カーニバルがかかるねん。今日はナージャの日じゃろ？


ああ、客演じゃないかみ？
何しろメインヒロインがたった一人じゃ舞台が持たないからみ。

じゃあまあ…まずはどれみのゴアイサツから、
ナージャに先立って踊りの振りつけを子供達に教えるとこから始まり～。

二人ほどいないけど、まあいつもの事だろうな。






…続いて入れ替わりでナージャのダンス。
残念ながらＰ１のシャッタースピードではダンスを綺麗に撮る事はできなんだ。



そして早々に両者ガチンコしていよいよ正面対決か？！と思ったが…どれみ対ナージャと言ってもそこは東映の伝統、やはり直接戦いはしないようだ。


そもそも「対」じゃないよ。


あとはいつもの悪役コンビがナージャを付け狙い、合間合間におジャ魔女が顔を出して、
歌とダンスで盛り上げていき…



それじゃあってんでサーカス一座のみんなでコンビをうまくのせ、
サーカスの演目に巻き込んでひどい目に合わせる…やっつけるというよりこらしめて大団円なのだ。

うん、ちょっと感心した。
おりゃまたてっきりナージャとサムライマンがキックをかましたり
おジャ魔女の闇魔法で奈落に突き落とすものかと。


そんなバカなみ。


コンビが懲りた後は再びおジャ魔女チームも混ざってサーカスの曲に乗ってダンスを披露。



次はおジャ魔女チームがひとしきり歌って踊り、再びダンデライオン一座・悪コンビ揃ってみんなで登場。

　　

ちゃんとフラッグショーもあったよ。衣装は、いつものだけど。
つーかサムライマンはあのボロ服でサーカスやってますけど？

　

最後に、みんなで（と言ってもヒロイン系だけ）ご挨拶。
おジャ魔女チームはどれみとハナちゃん以外殆どセリフの無かったんだけど、
おんぷちゃんとももこも最後にちゃんとしゃべってくれた。




子供向けショーの割にはしっかり大人数使ってたし（総勢１０人）、なかなか見ごたえはあったな。

ところでこのナージャのダンスなんだけど…
あの短いエプロンドレスでクルクルクルクル回るもんだから、中、見えちゃってますよ。
アリーナ席だったら壮絶だろうなあ、眺め。




着ぐるみのおパンツ見て何が楽しい！


結構ドキドキするもんじゃよ。
それはおいといて…バンダイミュージアムシアターの日中公開、
このナージャの他にも週代わりくらいのペースで上演内容が変わるらしいんだけど
それならなんでガンダムショーみたいなのやんないかな。バンダイなんだし。
それもＳＥＥＤじゃなくて勢力とかわかりやすいファーストで。


なんかもう、どういう話か想像つくみねー。


まず司会のお兄さんは連邦の制服着用。
続いて悪役司会が出てきて「私はジオン軍のゲイツ・マコーニー少佐である！今からこの会場は我々ジオン軍が占領する！逆らう物はゲリラと見なして皆殺しだー！」とか言うの。
微妙にシャアの黒い版みたいな格好で。
もちろん戦闘員はジオン軍のノーマルスーツ兵。

怪人はザク、グフ、ドム、ズゴックとかアッガイが妥当だろうか。


で、何？司会のお兄さんは「さあ、みんなで大きな声でガンダムを呼ぼう！　せーの、ガーンダーム！」…とか言うわけ？
んでオープニングと共にガンダムが登場して、ジオンをやっつけた後は握手会やるわけだ。


おお、さすがにわかってるねえ、じきる。


型どおりすぎて泣けてくるわ！