お袋が昨日から糖尿病で入院してしまったであります。
この夏の炎天下ですっかり出不精になり自転車での買い物までしなくなって完全に運動不足になり、そうしてるうちに疲れやすいとかしょっちゅう眠いとか言ってたんじゃよ。
この暑さだからなと本人も周りもしょうがなく思ってたんだけど涼しくなってもこの有様はおかしいというので病院に検査に行ってみたら血糖値がめっさ高くなってたというわけで。
お袋の運動不足は前々から気づいててヤバイと思ってたので親父に散歩に連れ出してもらったりラジオ体操をやるのに付き合ったりしていたのだけど、とにかくこの夏の暑さが異常だった事もあって本人が運動する気なかったからな。
お菓子とか食いまくってたとかじゃないのかみ。
一応ウチの料理には「ラカント」って合成甘味料使ってるし、本人曰く甘い物は殆ど取ってない(せいぜいがヨーグルトとか軽いおやつくらい)のだが、病院の先生も結局「運動不足が一番悪影響」と言ってたそうな。
まあまだ本格的な検査結果は出てないのだけど、インシュリンとか使わずに食事制限と運動で治せるレベルの話らしいんだけどね、糖尿病そのものは。
しかしお年寄りの糖尿病は様々な病気を併発しやすいですぞ。
それが一番怖い。
実際一時期悪化してた頃から目の病気は出てたのだ。
お袋は特にテレ朝系・BS系のドラマが大好きだから「TV見てる暇があったら半分でもいいからその間足踏み運動とかしてた方がいいよ」とは言ってたんだけどね。
何しろ昔我輩は仮面ライダークウガや大運動会を見ながら運動を続ける事で痩せたのだから。
さりげなく自慢してやがるみ。
というわけで当面我輩と親父だけでメシを作ったり家事をやったりおばあちゃんの世話したりするのだが、食事は久々に腕を振るえるのがちょっとうれしいかな。
お袋は古い人間だから「君子厨房に近寄らず」というか手を貸したりすると怒り出すのだ。
つってもどうせ志郎が作る物なんて炒め物とかばっかりだろみ。
そうバカにするなよ。
市販のルーを使うとはいえカレーやシチューを使ったこともあるし、ポタージュからさらに応用を利かせたグラタンだって作れる。
卵焼きひっくり返すのとかはできないけどスクランブル・エッグなら簡単だし、ヴァンプ将軍にだって負けはしない。
しろうはそんなに料理うまいですか?
問題は火加減のコツをすぐ忘れてよく焦がすという事だ。あと包丁さばきがちょっとな。
今でも左手の指に皮ごと肉をそぎ落としてしまった傷跡が…
聞きたくない聞きたくないです。
それは普通ヘタクソというんだみ。
今は金さえだせばおかずは和洋中何でも揃う世の中なのだが、既製品ばかり食べてると脂っこいものとか肉類とかに偏るし、一応家族3人なら夕食のおかずは500円くらいで済ませるべきだろうと思うし。(倹約家から見ればそれすら贅沢なんだろう)
まあなんだかんだ言ってやればできるだろ。
それにいざとなればホラ、今の流行りは「ごはんはおかず」だし。
ご飯ライスとかおかゆライスでも作るつもりかみ。
説明しよう!
ご飯ライスとは濃い味付けで適当に炒めたご飯をライスにかけて食べるという米以外何もない時の必殺料理である。クリスピー風にパリッとさせて食感をライスとは変えてしまうのがコツ。
(おかゆライスは「究極超人あーる」より)
とってもおいしくなさそうです…