湯島天神の例大祭に行って来ました

土曜日は天気もよかったので湯島天神の例大祭(東方に非ず)に行ってきました。
まあ我輩が行ったのはもうほぼ終盤、町の中を行進して宮入りの頃だったのだけど。
神田明神でのんびりお茶してから行こうなんてしてたからだみよ。
いや久しぶりのFFXIで結構頭を使ったから甘いものが欲しくなってつい。
だがしかし、甘味屋でみつ豆を頼んだら「すみません、今日は寒天を切らしちゃっててくず餅しかできません」と言われた時には(この親父、孤独のグルメの熱狂的読者じゃないか…?いやそうに違いない!)と思い「まいったなあ…もう頭の中はすっかりみつ豆だったのに」と切り替えそうかと思ったんだけど。
あそこで一服しないで行ったおかげで御神輿の宮入り行進には一応間に合ったわけだから、これも天神様の思し召しと言うところですか。

湯島天神は勉学の神様ですよ?
なんでもかんでも神様のせいにしてんじゃないみよ。

子供の頃は例大祭も何度か行った事がありまして。
御茶ノ水・聖橋からまっすぐ道なりに来れば迷うこともなく行ける湯島天神でしたが神田から行くにはちょっと距離があり、子供の頃はちょっとしたした冒険でした。
神田明神の方が近くにあったからどうしても「おとなりの神社のお祭り」という感があったし、「隣の区に歩いて行く」なんてそれだけでいろいろと新鮮な目で見れたと思う。






さすがに当時の記憶はほぼ薄れてしまってるけど、神主さま達が本物の馬に乗ってるのが「すごいなあ」と当時思ったのは覚えている…かな。



宮入のお御輿は台車のような物に載せて運んでます。

もっとも子供の頃は「わっしょいわっしょい」って担ぐ御神輿の方が派手で好きだったし、宮入りまでじっくり見る事もたぶんなかったが。
適当なノスタルジーだみね。
小学校の頃からそんな渋い趣味持ってたらすごいだろむしろ。
そして宮入りの時はずいぶん手間取ってたみたいなので今回も最後までは見れなかったです。

そしてお祭りといえば縁日で何か食べなくてはな!下町のマナーとしては!

湯島天神近くでも執念深く甘味屋探してた奴が何か言ってるみよ。

まあ結局見つからなかったわけだし…ちょっと変わった「喜多方 ラーメンバーガー」というのを見つけたので、祭囃子を見物しながら食べてみました。

簡単に言うとチャーシュー風の薄切り肉・メンマ・ナルト・ネギといった具を平たく焼き固めた麺で挟み、ラーメンスープ風のあんかけダレを醤油・味噌・塩・坦々・豚骨など数種類から選んでかけて食べるという物。

実はミスター味っ子(原作版)にはこれとよく似た「焼きそばバーガー」を陽一君が作っており、たぶん同じような味なんだろうなと予測する。(味っ子版はスープを湯葉で閉じ込めてたれないようになっていたが)

焼きたては麺がとにかく熱くてまともに持てない感じだったが、包み紙もスープが垂れないような物を使っててなかなかおいしかった。というかまあ、ほんとにあんかけカタ焼きそばな味でした。

目新しいメニューの出店もいろいろあったけど、どうも「目新しいってだけ」の出店も多くてなんかね。
もうひとつ餡餅(シェンピン)も食べてみたんだけど具が薄くって小麦粉の塊だったよ。以前別のお祭りで食べたのは肉汁が垂れるほど具が詰まってたから、店の個体差なんだろうけど。
その当たり外れを楽しむのもまた縁日の醍醐味の一つでもあります。
そしてお祭りの醍醐味と言えばお面!…なのだけど価格もお祭り価格なので今回はパス。

やっぱり買うつもりだったのですか。
いや実はオフ会用にキュアブロッサムとマリンを…
って事は今度は二人組でなんかやるつもりかみ。お前はどうでもいいけど他の誰かを巻き込むなみ。
ほんとに宮入までを見てたので例大祭と言ってもこれで終わりでしたが、普段行っている所より少し足を伸ばしてみる所に冒険の面白さがありますね。
ちなみに子供の頃はお祭りの後はあえて家に戻らず外神田の方へ降りてくと御徒町の方に出て、それこそ見も知らないとこに出るのが楽しくて。
ほんの少し迷ったりしながら大通りを手がかりにそのまんまアメ横まで突っ切って行ったりとか、普段秋葉原の大通りから歩いて行くのとはまた違った楽しみがありました。
今はもう一も二もなくアキバに直行してしまう大人になっちゃったけどねー。
台無しだみよ。

Leave a Reply