というわけで「みつどもふぇす増量中」夜の部に行って来ました。
今回はMX放送直後のゲリラ告知で即チケット取れた事もあってかAの350番台と無難な位置、会場内でも中列のど真ん中ポジションが取れてかなり快適に見れましたよ。
前イベント同様アニプレックスのツイさんの前説から始まったんですが、今回は「収録など一切なしのため映像商品化しません」との事。
これについては後で考えると「そういう事か」と思ったので後述します。
バックスクリーンにアニメ映像が流れると共に主役の三人
・高垣彩陽さん(みつば)
・明坂聡美さん(ふたば)
・戸松遥さん(ひとは)
1.「みっつ数えて大集合!」
を熱唱。
やはりみつどもえを象徴する元気ソングにしてアニメ1期OPという事もあり会場のテンションは一気に盛り上がり。
その後三人の挨拶と共に
・司会進行の豊崎愛生さん(吉岡)
・アシスタント下野紘さん(矢部っち)
が登場
愛生さんの持ってた進行台本には吉岡ゆきちゃんの顔を模したと思われる顔が、というか眉毛が描かれててぷりちーでした。ご自分で描かれたのかな?
そして今回の出演者が以下、勢ぞろいでご挨拶。
・斎藤千和さん(杉崎)
・大原桃子さん(宮なんとか)
・葉山いくみさん(松岡)
・三瓶由布子さん(佐藤)
・山本和臣さん(千葉)
・内田彩さん(加藤)
・斎藤桃子さん(栗山っち)
なお斎藤さんがお二人いるので今回のレポでは下の名前を呼ばせていただきます…と思ったけど、桃子さんもお二人いるのでどうしようか?
ところで斎藤千和さんと斎藤桃子さんと大原桃子さんって、この名前だけで文字通り「みつどもえ」じゃね?
正確には三角形でみつどもえじゃないけどね。
とりあえずこのレポでは
斎藤千和さんを「千和さん」
斎藤桃子さんを「桃子さん」
大原桃子さんを「大原さん」
とお呼びします。
あと我輩スフィアファンと言うわけではなく、「あやひー」とか「あいなまさん」とかの愛称には詳しくないので固い文面になりますがご了承下さい。
詳しいじゃないか!
出演者挨拶の後はライブコーナー。
2.「ABCよりDEFっス!」(明坂さん)
3.「ありがたく思いなさいよねっ!」(高垣さん)
4.「これでいいのか?~はちゃめちゃらいふ〜」(戸松さん)
ちなみに戸松さんは間奏中に会場限定のショルダーバッグからみつどもえコミックスを取り出し読みながら熱唱…いや、冷唱してました。ひとは的に。
5.「悪霊さん いらっしゃい!!」(葉山さん)
松岡さんのこのキャラソンは下を噛みそうなお経の文句を物凄い早回しで歌う物ですが、こんな難しい歌を振り付きで歌う葉山さんすごかったです。
6.「チクビの七変化」(桃子さん)
桃子さんと共に「本物の」巨大チクビが登場。この歌は殆ど桃子さん&チクビと下野さんのかけあいで進みましたw桃子さんのお父さんが「また桃子のチクビが見たいぞー」と街中でカミングアウトしたという話が胸熱。
7.「つよいするどいしょうがくせい」(高垣さん&明坂さん&戸松さん)
ここで一旦バックスクリーンで「まさか三卵生!?」録音版と共に、アニプレックスお家芸のお遊び映像。
「たのし~い な~かま~が ぽぽぽぽーん!」なMADで小休止。
次はバラエティコーナー「クイズ矢部智」。
いわゆる「めちゃイケ」のアレのような物で、「矢部っちが教室にいて云々~」というシチュエーションで次に何をするか?を回答者がハチャメチャな回答をアドリブで答え、愛生さんが面白いと思ったら「正解」として下野さんが再現すると言うもの。
下野さんの体当たりぶりに感動…いや、爆笑せずにはおられない熱戦の末、勝利したのはあやひー&千和さん&内田さんのみつばチーム。
商品はみつどもえのグッズ全種セットとの事でした。
また、みつどもふぇすを最も盛り上げたプレイヤー(MMP)として選ばれたのは下野さん。副賞としてチクビの着ぐるみを強制的に送りつけられる、との事でしたw
この時も薄々気付いてはいたんだがなあ…
何がだみ?
再びライブコーナー
8.「我が名は小学生」(高垣さん&明坂さん&戸松さん)
9.「ランドセリング」(特別ゲストののみこさん)
前回「みつどもふぇす」でのアツミサオリさん同様、今回はのみこさん登場。ランドセリングは1期EDとはまた違ったベクトルでみつどもえっぽくて好きな歌です。ちなみにのみこさんはみつどもえキャラではみっちゃんが一番好きらしい。あのおいしそうにむしゃコラする顔が可愛いとか。ナカーマ( ゜∀゜)人(゜∀゜ )
10.「青春はハナヂ色」(三瓶さん&山本さん)
11.「 ウザイカ」(大原さん)
この2曲はキャラソンとして単体発売はされなかったけど「みつどもべすと」収録の千葉&佐藤、宮なんとかさんのキャラソン。
そしてそして、「青春はハナヂ色」を歌う中で三瓶さんと山本さんが会場にパンツ(絵柄はチクビらしい?)を投げまくるという前代未聞の展開。そりゃ映像商品化できんわ。
あとパンツといえば、観客には開場当初からパンツを顔に被った方が数人おりました。
すごいカオスな空間ですが、これはまぎれもなく週刊少年マンガ原作の全年齢向けアニメのライブです。
12.「我が名はチェリーボーイ」(下野さん)
その後『ヒャダイン』前山田さん登場。氏がキーボードで生演奏、さらに出演者全員で合唱するその曲はやはり「みつどもべすと」収録の曲。
13.「もうすぐ中学生」
タイトルどおりこれは小学校生活の終わりを思わせる歌で会場はやけにしんみりとした空気につつまれました。
ここで下野さんが背広に身を包みサプライズ発言。
『「夜の部」ではこれより、みつどもえ&みつどもえ増量中の卒業式を行います。』
観客だけでなく出演者も皆驚いていました。
なんとこの企画はアニメ「みつどもえ」が終了直後あたりから下野さんとアニプレックスのツイさんとの間で「最後はこういうのをやろう」と内緒で考えられていたそうなのです。
出演者一人一人呼ばれて手渡されていく卒業証書。
下野さんはそれぞれとのみつどもえの思い出から言葉をかけていきます。
高垣さんや明坂さん戸松さんはもちろん、山本さんや桃子さんも泣きじゃくっていました。
生徒役ではなかった桃子さんも驚いていましたが、「チクビもクラスメートですから」と下野さん。うん、字面的にはやはりみつどもえです。
最後に三つ子役の三人が一人一人最後に一言。
『みつどもえ』がどれほど「楽しい」アニメ作品だったか、作る側、演じる側のそういう気持ちが伝わってきたからこそ面白いアニメだったのだとひしひしと伝わってきました。高垣さんの「みつどもえの卒業式はやっちゃったけど、今度はまた入学式をすればいいよ!」という言葉にとても心を打たれました。
だから、この映像は商品化する予定はないのか。
だから、チクビの着ぐるみを「プレゼント」してしまえるのか。
だって、これが最後だから。
そう思うと、我輩も目頭が熱くなりました。
こんな気持ちはD.U.PのFinalLive以来じゃないかと思います。
…普通ならここで終わってしまうような空気の中それでもこれもお約束の「アンコール」の声に、下野さんが「本気戦隊ガチレンジャー(1番)」を熱唱して再登場!
(昼の部ではアンコールには戸松さんがガチレンジャーを歌ってたそうです)
「みつどもえがこんなしんみりと終わっていいはずがないだろ!」
そして再び出演者全員集合。
本当の最後の曲はやはりこの曲。
14.「みっつ数えて大集合!」
を出演者と観客で大合唱して「みつどもふぇす増量中!」はお開きとなりました。
本当に最後。そう思うと、前日我慢した「ビッグタオル」をついつい買わずにはおれませんでした。
まあ欲しかっただけだろみ。
あとレポ書いてて気付いたんですが、千和さんは杉崎のキャラソン歌ってなかった…ような?
「あんたなんか!」も「わたしはセ・レ・ブ!」も聞いた覚えないし、メモの取り忘れでもないと思うのです。
メインキャラソンの「あんたなんか!」は高垣さんとのデュエット曲なので大人の事情が絡んでいるのかな?かな?
とまあちょっぴり残念な所はありましたがとてもとても心に残るイベントでした。
良かった。単に萌えだけでみつどもえが好きなんじゃくて本当に良かった。
この上は桜井のりお先生が早く連載再開できる状態になられるよう祈っております。
…さて、蛇足ですがアニメの三期の可能性について私見をば。
実はみつどもえ増量中!が8話までとなってしまった事も製作時期的に考えると「製作打ち切り」だったのかなーなどと思ったりしてました。
出演者らも希望する「アニメ三期の可能性」に対してツイさんの口の重い事。
「みつどもふぇす増量中!」が初めから映像商品化の予定のないイベントである事。
前述のようにチクビ着ぐるみをもう使う予定がない事。
アニメ二期の販促が一期ほど勢いがない事。
さまざまな事がアニメ「みつどもえ」の終わりを示すように見えてしょうがありません。…そりゃ「ま〇か☆マ〇カ」並に売れてるとは言えないですけど、人気や話題はあると思っていたのですが。
なぜそうなってしまったのかは事情通などではない我輩が考えてもそれこそ邪推にすぎないのであえて申しませんが…様々な事情は考えられますよね。
「道徳的」とはお世辞にも言えない変人・変態・変質者揃いの作品ですし(褒めています)
もしこのダメレポを見てそれでも「みつどもえ三期が見たい」とお思いのファンの方がおられたなら。
ツイッター、メール、手紙、アンケート、様々な媒体でアニプレックスや秋田書店宛に「アニメ三期」の要望をしてみてください。
可能であればBDやDVDを買って何度も見てみてください。
こんなに真面目に一生懸命にふざけて作られたアニメがこれで終わりなんて、もったいなすぎますよ。
お前ってホント、好きな物にはメチャクチャ一生懸命だみね。
あきらめたらそれこそ「卒業」だから。
いや、でもシロウも「卒業」は考えようよ。別の意味で。