俳優 池田駿介さんがお亡くなりになりました。また一人、昭和特撮の立役者の一人が…
ご冥福をお祈りいたします。
TVで実際に見た回数では「帰ってきたウルトラマン」MATの南隊員が多いと思うのですが(なんと言ってもウルトラシリーズは地上波放送が数多い)我輩はキカイダー01のイチロー役として慕っていました。
普段ライダーライダー言ってる我輩ですが、キカイダーも大好きなのです。
キカイダー01は大人になって見ると明らかな経費節約があちこちに見受けられたり、話の組立てに実はかなり無理があったりとネタやツッコミどころ満載ではあります。
(例えばゼロワンのスーツからしてキカイダーに比べると構造が簡単で、精密機械部はマスクと腕カバー、胸カバーにのみ露出しておりスーツ部は実質青と赤の色分けのみ、など予算にやさしめなデザインとなっている。また番組後半では着ぐるみを使用しない敵が多数登場したりもする。
設定的にもゼロワン=イチローはキカイダーより前に作られていおり、原作版キカイダーでは良心回路は持っていないために仁王像に封印されていた、という設定だったのだがTV版では自ら正義と悪を判断しているためキカイダーより前に良心回路かそれに代わる物を持っている事になってしまう、など)
が、そういった要素をプラス要素として考えると、少ない予算の中でのスタッフの工夫が随所に見られ、型に嵌らない破天荒なストーリーが数多く非常に特徴のある作品なのです。
また、キカイダー01OP・EDは子門真人の歌が非常にカッコよく我輩は間違ってソングコレクションCDを2個買っちゃったくらいに惚れ込んでます。
そして数年前、「ポルトヨーロッパ 仮面ライダー響鬼 & 人造人間キカイダー」を見にわざわざ和歌山に日帰りしてまで行ってきたのですよ。
だからこそ言える!我「超光戦士シャンゼリオン」や「ケロロ軍曹」でネタにまでされた「ガケの上に立ってトランペットを鳴らすヒーロー」を「カッコイイ」と照れる事なく!
ちなみにこれは手前味噌だけど、今は休眠中のじきるの設定やデザインコンセプトにもキカイダーや01を参考にしてるとこはいっぱいあったのだ。三姉妹の中では純粋なロボットだしな。
だからじきるはああいううざい性格なんだみね。
うざい言うな。
らいなはイナズマンです。
お前もせいぜいうざい言われないようにしろみよ。