久々にまともな休みが取れたので、映画三昧にしゃれこんでみました。
まずは原作読んでて映画も見てみようと思っていた「涼宮ハルヒの消失」。
TV版第二期では雑誌の告知などに煽られながら完全に肩透かしを食った上にエンドレス(ryのディケ〇ド商法による映画化で、もしリアルタイムでわくわくして見ていたらきっとまた総統閣下的に憤っていたかもしれないが!
幸いにも第二期は一話も見ていなかったのでとりあえず怒りゲージは0なのである。
ただ、この「消失」を見る上でとてもとても重要なカギとなるエピソード「笹の葉ラプソディ」は見ておかないとなーとか思ってたらAmazonの価格が¥1000まで下がってたので前日ギリギリで予習できたのじゃよ。
すでに売り切れてるみね。
今日もやられやくさんによるとこの価格で4000本も売れたらしい。
投売り天国ですなあ。
んで、あとは何を見るかなあ…と探してたら、池袋のシネマサンシャインなら「Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS」も見れてまさに一石二鳥!
問題はどちらを先に見るかで…
よし、まずはFateで映画欲を軽く満たして、しかる後にデザートにハルヒとやらを所望するとしよう。
「リリカルなのは」も候補にあったんだけど、指定席チケット予約できる映画館が近くになかったので流れ次第…でも並んでまで見るのもなんだなー…とか思ってたら丁度「機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]」が話題になってたので、こちらは新宿のピカデリーでチケ予約。
が、この時点で一つ大きな問題が…
何かあったのです?
最後はハルヒで締めようかと思っていたのだが、時間的にガンダムが最後になってしまったのだ。
しまった…こうなったらFateを前菜としてハルヒをメインディッシュ扱いとしなければならないが、ガンダムはデザートにしてはこってりしすぎではないだろうか…
映画なめてんなよみ。
「孤独のグルメ」というより「かっこいいスキヤキ」になってますな。
まあとにかくチケットもバッチリ予約したので池袋へ出陣!
Fate上映については表の看板にはすでになく、上映場所も裏手の地下で観客数もアレだった上に時間ギリギリに入場したのだけど割と面白かった。
戦闘シーンがメインの割にはちょっと偏ってたけどなー、ランサーとかアサシンはホントにちょいしか出番なかったし。
ただ何しろ大スクリーンと音響は(自宅より遥かに)良かったのでとにかく堪能できた。ストーリー的にも凛編が一番好きだし。(さくらの)エロ分はないが、凛のニーソのグラデがエロいとか凛の股下アングルが多くてエロいとか捕らえられた凛とセイバーがエロいとか。
エロエロ言いすぎです。
いや、まあやっぱりホラ。凛編といいつつもこれって「衛宮士郎」が唯一主人公してる話でもあるし我輩は映像で見れて良かったと思うよ。うん。
んでFate見た後はハルヒまで1時間40分あったので時間つぶしを兼ねて昼メシ。
ポストホビー下のゴールドラッシュでハンバーグでも良かったのだけど時間つぶしにのんびりはできないし、せっかくいい天気だったのでやはりここに行かねば…
という事でサイト移転前にも日記に書いた事あるけど、「孤独のグルメ」でおなじみ池袋の西部デパート屋上にある例のうどん屋に直行。
五郎ちゃんの食べたメニューそのものはないけどたぬきうどんにタマゴと大根おろしを入れてもらい、七味をパッパ。これで400円は安く感じる。
というかこのうどん屋の繁盛っぷりに対して暇そうな二つ隣のカレー屋が涙を誘う。
幸いこの日は天気もよく強風などもないので非常に心地よい。
非常に調子よく今まさにこの日記を書いてるとあっというまに時間は過ぎてまたも時間ギリギリに入場になってしまった。
余裕ぶっこいてソフトクリームとか買ってるからだみ。
おいしくはあったがこれで280円は高く感じる。
ハルヒはまあ先述の通り予習済みだったので今更語る事もないのだけど、冒頭のキョンのうろたえっぷりがよかった。
あとはまあ月並みな感想だけど長門(文芸少女バージョン)が最高。
まあロボットが人間に近づいていく系の典型ではあるけど、あそこまでフラグ立てまくった上で××××××××××のシーンで×××××××を長門に突っ返せるキョンがマジ外道だと思ったね。
なんで急に伏字にするみ。
いや、なんか映画見てた人々の話を小耳に挟んでたら、どうも小説版も見てない人もけっこういるみたいだったので少し気を使ってみたよ。
上映時間的にもハルヒが一番長かったが実際このハルヒはメインディッシュと言ってさしつかえのない内容だった。
ディケ〇ド商法が気にならないハルヒ好きならケチをつけられないんじゃないだろうか。
ハルヒ終了後からガンダムまでは1時間10分あるのだが、ポストホビーで特価だった「シィル・プライン 宮沢模型限定版」を激安で購入したりとらのあなに寄ったりしてたら存外時間がなくてまたもやギリギリで新宿はピカデリーに到着しました。
だーかーら寄り道しすぎだろみ。
原作読んだり元ゲームやったりした前の映画二本に対して、「機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]は原作はおろか看板すら見た事がないくらい予習してなかったのだけど、逆に言うといろいろ新鮮だった。劇中の会話から…
「ふ~ん、もうじき宇宙世紀元年から100年で、ジェガンが出てくるって事は逆襲のシャア前後…いや、学生がシャアの反乱についても言及してるから逆襲のシャア以降か。ロンド・ベルやブライトノアが現存してるって事はF91の時代までも至ってないな。」
など、一応時代背景についてはちゃんと判断できるようになっていた。
そしてオードリー・バーン(笑)のキャラデザのわかりやすいこと(さらに笑)。わざとミスリードしてるんでなければ「あの娘」であり、「ユニコーンの騎士」ってのがザビ家の女性を守る騎士の称号なのかと思えた。(確かジョニー・ライデンがキシリアを守るユニコーンの騎士と呼ばれていたはず)
ビーム系兵器の描写が従来の「弾」的表現じゃなくてワインディングするレーザーのような描き方になってて切断描写があったりするのも新鮮。
MSについてはそれこそ全く無知識でいったのだけど、重装型ジェガンがカッコよかったり、ジェガン+Zガンダムみたいなのがカッコ良かったりとか。
あとF91の時以上に民間人を守る気皆無な連邦軍のせいで人々の死がマジぱねぇ。
主役機であるガンダムUCが戦闘開始して終わりってのは「手の込んだTVアニメ第一話」って感じがしないでもなかったけど、多くのレビューで書かれているように四葉のクインマンサみたいな奴と量産型MS軍団との戦闘がとにかくカッコよかった。
e-flickさんでコロニーの人口太陽について補足されているように、説明されなければわからないような所もあったけど無知識でも十分楽しめる内容じゃったよ。久しぶりに「王道」なガンダム見た気もするし。
あとは第二話上映予定の秋まで果たして覚えていられるかというとこだけどな…
そして…一日の予定を全て満喫してピカデリーを出た我輩を待っていたのは、今月末で閉店してしまうという新宿の玩具好きのオアシス「さくらやホビー館」だった。
ニュース自体は聞いてたけど、いざこうして見ると…なんとも言えない気分になる。
さて、問題ですみ。志郎が買った「笹の葉ラプソディ」DVDと「シィル・プライン限定版」元の値段からするといくらくらい安く買ったんだみ?
…わかってるよ。こんな風に安売りしてるのばかり買ってるから大手の量販店ですら価格競争についていけなくなってるってのは。
だけど…こればっかりはどうしようもないじゃない。
ちょっと切ない気分になりながらも、メシを食べて気分を変える事に。
当初の予定だと時間次第で「リリカルなのは」の行列具合を確認してから可能ならさらに視聴、それでなくても孤独のグルメモードの今日は板橋か高田馬場あたりの洋包丁で締めようかと思ってたんだけど、査収したシィル・プラインをまーしゃさんに渡す都合もあったので合流しつつ豚珍館でトンカツを食して締めとしました。
うむ、バカウマ。まさにトンカツって奴は食われるために存在するよのう。
さて…まあこんな感じで一日とにかく好き勝手にすごせました。
映画ってのは仲間うちと連れ立ったりして一本一本じっくりと見て、その後一杯やりながら感想戦に突入するってのが普通かもしれないけど、たまには一人で見たい物を思いっきりハシゴするってのもいいなと思いました。人と一緒だとこんな強行軍はなかなかできないし。
それでは個々の印象が薄くなってしまうのではないですか?
そうかもしれない。でも「現代バトルファンタジー」「摩訶不思議な学園ストーリー」「王道的ガンダムアニメ」とジャンルがまるでバラバラだったわけだし、それぞれを新鮮な気持ちで見れたからこれはこれでありだと思う。
さて…今日のネタは孤独のグルメ+ハルヒ消失がらみなので、とっておきのネタを最後に。
五郎ちゃん、某玩具ショップにて。
これが「とっておき」かみよ。