ライダー大戦 MEGAMAX 見てキター!

今日はとうとう新宿バルト9の「電人ザボーガー」最終上映。挨拶会付きの舞台挨拶という事でまた見に行くのだぜ!

前回見に行った時はクライマックス直前で寝ちまったんだみよね。

今回はそんな事はない…と思う。でも寝不足だから事前に仮眠を取っておく。

今回で5回目だっけ?あんたの知り合いは軒並み「けいおん!」見に行ってる回数だよ。
てゆーか平成版ザボーガーそんなに好きなの?

そのあたりの話は超・感想のむしかえしになってしまうのだが我輩はあの映画好きだよ。
何より新しいザボーガーを大画面で見れる最後の機会だし。

それはそれとして今日は先日見に行った「仮面ライダー ムービー大戦MEGAMAX」の感想なのだ!

いやー、面白かったね今回のは。

うん!王道と言えば実に王道だがそれだけの映画ではなかった!

珍しく二人ともホクホク顔だみね。

じきるお姉ちゃんもしろうも最近文句ばかり言ってたですのに。

いや「ムービー大戦CORE」がタジャドルの顔見せでなんとなく作られた映画って感じだったりゴーカイジャーとセット上映だった「上様&オーズ」はやはり上様が持ってっちゃった印象が強かったんだけど、今回のはテーマがはっきり見えて良かった。

「将軍と21のコアメダル」だけどね、タイトル。

今回の映画はオーズとフォーゼにWも登場、伝説の7人ライダーに加えて映画オリジナルのライダーが敵味方3人+1も登場と大盤振る舞い、しかも数だけ揃えたわけでもないというのがウリであります。
地球に落下した流星群とそれによって発生した時空の穴、そこから飛び出してきたのは未来からやって来た「仮面ライダー」を名のる怪物。オーズになるためのメダルを失った映司がどう戦うのかが目玉となる前半部。
間にW編を挟みつつ、学園祭で盛り上がる学校での玄太郎と謎の少女なでしことの出会い。思わぬ初恋にどぎまぎする玄太郎がやけにダサかっこいい中盤部。

仮面ライダーWの時代から暗躍する財団Xがいよいよ牙を剥いて来る後半部と物語の盛り上げ方も文句なし。
今回はWの「運命のガイアメモリ」をも超えた見応えがありました。

ではスイッチオーン!

3!

2!

1!

ネタバレキター!という事で以下はネタバレ感想です。見てない人はご注意を!

その前にお前ら言うべき事あるだろみよ。

…はい、放送前フォーゼの事散々かっこ悪いとかバカにしててごめんなさい。



まずはアバンの7人ライダー顔見せでいきなり盛り上がる我輩!

簡単でいいみね志郎は。

まあそう言うなて。
顔見せとは言えストロンガーはエレクトロ・ファイアとかもしてたし、ライダーマンの現代版ロープアームの動きもカッコよかったよ。

でもあのロープアームってルナジョーカーのゴムゴムとあんまり変わんないだろみ。

ゴムゴムとか言うな!


で前半部のオーズ編について。

オーズはテレビ版最終回からの続きになってるのでコアメダルが0なのだけど、メダルが壊れて出現できないはずのアンクと映司の頭脳プレーでコアメダルを奪取>変身という流れが良かった。
このあたり、本来知将的立場だったアンクの面目躍如だね。

あとクスクシエの被害などかまわないから戦えという知世子さん、事件解決後には壊れた店をもフェアとして活用してしまうというマジで女傑。
この人が独身(?)というのがもったいなすぎる。

オーズ編での戦いそのものではポセイドンの強敵さを表現するためか、オーズ本人よりも未来を担う仮面ライダーであるミハルにスポットが当たってた感じではある。
だけど苦悩するミハルを諭してポセイドンとの決戦に向かう映司の言うセリフとかがカッコよすぎるのだ。

「君は明日を守ればいいさ。明日につながる今日は僕らが守るよ。」(うろ覚えですが)

どうもオーズ本編では映司は地味な印象があったんだけど、こういう役割は翔太郎や玄太郎では合わない気もするよね。
そういう意味で今回の映画では、人生としての先輩である映司とそして青春まっしぐらな玄太郎との対比が実に良く出てて面白かった。

らいなも映司さんは頼れるお兄ちゃんって思いますよ?

あたしは玄太郎みたいなまっすぐなタイプが好きだなあ。

アンクが復活した謎、そしてライダーとして再び立ち上がるミハルと、オーズ編の結末(のチョイ前)はまさに未来に希望を託すかのような結末でした。

ここでインターバル的にW編が入ってるのだけど、残念ながらちょっぴり顔見せだけな感じでした。
でも仮面ライダージョーカーの活躍がまた見れるなどファンサービス満点。
というかフィリップ、なんかに夢中になったら遠慮なく翔太郎一人に戦い任せてるだろw

一方目的の物を手に入れた財団Xのレム・カンナギを追い詰める7人ライダーだったが敵の罠に落ち…

ここはあたし的にはちょっと納得もいかなかったけど7人ライダーは客演だからね。

あとで助け出されるプロットも玩具を生かせる形で良かったんじゃないかと思う。

で、次にフォーゼ編。

フォーゼのTV本編で仮面ライダー部が結成されてからずっとそうなんだけどライダー部全員付き合い良すぎだわw(約一名除く)
そして空から降って来た美少女・なでしこに一目ぼれする玄太郎のぶきっちょぶりがもうたまらん。
お前は何年前の青春ドラマから来たんだと!面白すぎる!

それが玄ちゃんのいいとこだよ。

既にちゃんづけかみよ。

突然現れた戦闘員軍団からなでしこを守るために変身する玄太郎だけど、ここの変身の表現が面白かった。
戦いながらスイッチパチパチ入れて「3・2・1」って言っている間にもちゃんと敵と戦ってるのね。
1ミリ秒どころか3秒丸まるかかってるぽいフォーゼの変身見てて「このカウントダウン中は敵も待ってくれないだろ」とか思ってたんだけど、こういう見せ方されるとそれもカッコイイと思った。

そんで事前にこれだけはTVなどで見てた、久しぶりの女性仮面ライダーが登場。
我輩は「どうかな~」とか思ってたんだけどいや、いい意味で期待を裏切られた。

フォーゼの特徴でもあるけどブーストを使った立体的アクションがオーズ編以上にすばらしく、それが二人のコンビネーションになってるとここまで良く見えるのかと思ったよ。
スパロボでマジンガーZとミネルバXの「ダブルロケットパンチ」とか好きだったんだけど、「ライダーダブルロケットパーンチ!」とかもう燃える。

だがしかし財団Xに確保されてしまったなでしこにうなだれる玄太郎。
へたりこむ玄太郎を抹殺すべく襲い掛かるサドンダスから玄太郎を守ろうと必死にかばう仮面ライダー部。
この時のみんなのセリフがほんと泣ける。

「お前は今、泣いていいんだよ」
「お前が泣くくらいの時間なら俺達で作ってやれる!」
「あたし達だって!」
JKですら「俺は戦いなんてできないけど、玄太郎さんの涙を拭いてあげる事くらいならできますよ!」って。

いやホント。気持ちいいくらい直球だが古臭さを感じさせない青春ドラマに感動してしまった。
仮面ライダー部いいよ!実にいい!


そして後半・最終決戦編。
合流する現役(?)4人ライダー(二人で一人が約一名)と、暴かれるレム・カンナギの野望。
このあたりは玄太郎と翔太郎の掛け合いが面白かったな。我輩もこの二人は似てると思う。タイプ的に。

「将軍と21のコアメダル」で登場した時の決め台詞「俺は全ての仮面ライダーと友達になる男!」てのがちゃんと活きてたり、映司と玄太郎、翔太郎と映司が過去の映画でそれぞれに言った言葉が出てくるのがうれしいね。
まさにW~フォーゼは「新平成ライダー名作三部作」にふさわしいと思うよ。

ディケイドでいろいろぶっ壊しちまったからみ。

ああ、いろいろとな。

ディケイドの話はしないで。

戦いのさなかそれに7人ライダーも助け出してちゃんと活躍するんだけど、昔の特撮での動きを今風に再現するってのは面白かった。
それに今回の映画は理由もなくただ出てきたってわけじゃなくてライダー部の名前とのネタあわせとか、玄太郎の「全てのライダーと友達になる」ってのがここでも活きてていいよね。

玄ちゃんも「うおおぉ、伝説の仮面ライダー!」って意外とミーハーだったし。

その気持ちはすごく良くわかりすぎる。

そしてついにレム・カンナギの変身した超銀河王とのラストバトル!
さすがにここは詳しくはいえないけどやはり仮面ライダー部の好アシストがうれしい。
サポートメンバーがラストで出番がなくなっちゃうとかありがちだけど、決してそうではない!ってとこがあるのはいいよね。

このクライマックスでは財団XがWのドーパント、オーズのメダルシステム、フォーゼのゾディアーツシステムと全
ての開発に出資していたことが明らかになるんだけど、こういうとこは財団X全体との最終決戦があったらちゃんと生かして欲しいとこ。

次のライダー映画は「全ライダー対全スーパー戦隊」らしいけど、その規模だと財団Xが敵じゃ役不足だみ。

いや、今度はザンギャックとか宇宙の組織と裏取引してコズミックエナジーを悪用し宇宙を手に入れようとするかもしれない。

そこまではないだろーさすがに。

と、宇宙の話が出たところでこの映画のラスボス「超銀河王」はスカイライダーの劇場版「8人ライダー対銀河王」の敵から名前を取っているわけだけど、フォーゼ編の怪人サドンダスと同名の怪人も出てきてます。(竜+怪鳥的なイメージも受け継がれてる)こういう小ネタはうれしいね。
(さらに言うとサドンダス人間体の黒人さんはソフトバンクモバイルCMに出てきた人で、映画見た日のニュースで無免許運転で捕まってました)


そんなわけで。
先ほども言ったけど「大人」である映司と「若さ」で突っ走る玄太郎、この二人の共闘は非常に見てて面白かった。
オーズもフォーゼもそれぞれの力をまんべんなく使った戦い方をしてたし(TV本編最終回の都合からかプトティラだけはなし)子供も大人も楽しめる映画だったと思う。
個人的には玄太郎となでしこの寸劇が劇場版ザボーガーっぽいなあとか思っちゃったりなんかしちゃったり。

Wの「運命のガイアメモリ」と並んでこれはDVD買っちゃう。つーかBDが欲しいw

でもくるみとしては言いたいことあるみよ。

奇遇だね、あたしもあるんだ。

らいなもあります。

鴻上会長余計な事をしすぎ!

いや、まあそうなんだけど一応未来でも新型コアメダルは必要みたいだったし、結果的には新型のメダルのおかげで勝てたんだから。

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